Vol.4 

(コウノトリ目サギ科8種)


写真リスト
クロサギ アオサギ ムラサキサギ


私は離島への旅行が好きだ。

離島に向かう船の中、ウトウトしているうちに、
日頃のしがらみが、ひとつ、ふたつと剥がれていく...。
島特有の風を受けて、自分が洗われていく...。

そんな感じがするのだ。

いつかの離島でのこと。
北の海岸にクロサギが出ていると聞いて、1人で向かう。

沖にある岩礁の上にクロサギはいた。
ゆっくり堪能した後、ここで一服することを思い付いた。
誰もいない、そしてしばらく誰も来ないであろう道に腰掛け、
クロサギを正面に臨みながら、私は静かにタバコをゆらした。

静かにたたずむクロサギ達 全てを洗い流す風 繰り返す波の音

他には何もない。

それほど珍しくもない鳥達が、時として気持ちの良い思い出となって
心の奥に残っていることがあります。
クロサギの思い出も、離島のおかげなのでしょうか...。
(当然、吸い殻はポケットに...バードウォッチャーの基本です。)(MURASE)


ここでは色つきのサギを紹介します。(SIMIZU)


●クロサギ (Egretta sacra

写真はその名の通り、黒い色をしていますが、実は白いタイプもいます。
初めて白いタイプを見たときは「どどど、どこがクロサギなん??」って思いました・・・。
でも、足が黄色いので、前ページのシラサギとは区別できます。

【撮影者】 H.TANAKA 【データ】 1996年 1月1日、福岡県福岡市志賀島       Cannon EOS100 SIGMA 400mm F5.6


●アオサギ (Ardea cinerea

サギ類の中では一番大きいサギです。
大きいので、ツルやコウノトリと誤認され、新聞紙上をにぎわすこともある、と
どっかの図鑑に書いてありました。
そういえば、北海道に行ったとき、観光客のオバチャンがタンチョウヅルと間違えていたっけ・・・。
湖や干潟で、ジッと魚を待ち構えている姿をよく見かけます。

【撮影者】 N.MATSUDO 【データ】 1998年 1月22日、沖縄県那覇市漫湖 PENTAX Z-1P smcPENTAX67 M*6.7/800


●ムラサキサギ (Ardea purpurea

首の長いサギの中でも、とりわけ細長い首くちばしを持っています。
一体、どこまでが顔で、どこからがくちばしなんだろう・・・??
この長さといい、色合いといい、ヘビを連想してしまうのは私だけでしょうか・・・?
西表島では繁殖しているそうですが、それ以外の地域ではめずらしいサギです。

【撮影者】 N.MATSUDO 【データ】 1990年 4月30日、長崎県対馬 PENTAX SuperA smcPENTAX A*2.8/400+1.4×


最後に、アマサギカラシラサギを紹介します。(SIMIZU)