Vol.45 コマドリやルリビタキなどの仲間
(スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科 コマドリ属,ルリビタキ属など8種)

写真リスト
ノゴマ オガワコマドリ コルリ ルリビタキ

「デジタルカメラ」

最近,一眼レフのデジカメの販売が伸びているそうだ。
デジタルカメラだと,フィルムを使わないのでいくらでも写真が撮れる. フィルムの代わりにメモリーに画像を記録するので, 消せばまた元に戻る. ほとんど無限に写真が撮れるのだ.

一眼レフデジカメの利点は,それだけではない. 焦点距離が1.5倍(キャノンの10Dは1.6倍)になるので, 私の500mmのレンズが750mmにもなってしまう. 普通1.4倍のテレコンを付ければ1段階暗くなる (例えば1/250のシャッターが1/125になってしまう)のがカメラマンの常識だが, 暗くならない. さらに,ISO50のベルビアに比べISO200という感度で撮れるので, これで2段階,合計3段階も得してしまうのだ. 750mm相当に1.4倍テレコンを付けて1050mmにしてもまだ2段階お釣りが来る計算になる.

技術の進歩が野鳥写真家に与えた影響は大きい. 野鳥の杜が始まった頃,「デジカメ」と言えばまだ 新しもの好きの人しか持っていなかった. オートフォーカスは飛んでいる鳥にもバッチリピントが合う. カラープリンターは写真画質になり自宅で写真がプリントできるようになった. 携帯電話はリアルタイムで野鳥情報を交換でき, 飲み会で帰りが遅くなって情報がもらえず泣きを見ることも無くなった.

そんなこんなで,野山や干潟にはハイテク野鳥カメラマンが急増中である.

遅ればせながら,ついに私も最近キャノンのEOS10Dが出て値段の下がったNikon D100をゲットした. フィルム代と現像代で一押し50円の世界から開放されたが, 気が付くと先々月に生まれた長男を撮る係になってしまっていた. 現在,無限に子供の写真を撮っている.

(CHINO)

●ノゴマ(luscinia calliope
  ノゴマといえば,北海道の夏鳥というイメージですが, その次に思い浮かぶのはその名前の事です. 「ヒン,カラララ〜」と鳴くコマドリの駒とは馬のことだそうで,この鳥は野にいる駒鳥ということらしいのです. のどの赤がとてもきれいな鳥ですね. (CHINO)
【撮影者】 M. FUKAGAWA
【データ】 1994年7月 北海道大雪山赤岳
Nikon F3 Nikkor ED400mm F3.5
【コメント】 ノゴマって海岸から大雪の山頂までいるんですよね。これは赤岳のロープウェイを降りてから山頂までの間で撮ったものです。

●オガワコマドリ(luscinia svecica
  コマドリと名が付く最後の鳥はオガワコマドリ。 かなりの珍鳥です.(CHINO)
【撮影者】 Y. CHINO
【データ】 1994年5月1日 石川県輪島市
Nikon F801S Nikkor ED500mm F4P 開放 RVP
【コメント】 小型ツグミに限りませんが,のどのところにオレンジ-青-黒-白と何重にも輪になった模様が初心者にはたまらない魅力ですね.自分的にも割りと早い時期に見たので(しかも写真も撮れた)大満足の一羽でした.

●コルリ(luscinia cyane
  日本の代表的な青い鳥と言えば,オオルリ・コルリ・ルリビタキですが, コマドリと似て声はすれども...系で姿は見難い鳥です. オスは見事な青い鳥ですが,メスや幼鳥は茶色系なので見分けるのは難しいです. (CHINO)
【撮影者】 N.MATSUDO

●ルリビタキ(Tarsiger cyanurus
  日本の青い鳥の代表選手. 背中の青に加えて,両脇にオレンジが入っているというゴージャスさ! 他の鳥が夏鳥や旅鳥なのに対してルリビタキは本州では 一年中見られるのでシャッターチャンスも多いです. (CHINO)
【撮影者】 N.MATSUDO

次回は、マニア必見のムシクイの仲間の予定です。

お楽しみに!

(CHINO)