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「とんだ、トリ違い」
鳥に詳しくない人が、普段接しない鳥に出合うと、
全く別の鳥と勘違い してしまうことがある。
あれは、奥日光に行ったとき、
川沿いの小道を歩いているときのことだ。
3人の親子連れが、私の前を歩いていた。
すると、お父さんが、川の中に立っている
「カワガラス」を見つけた。
父 「お、川ん中に何か鳥がいるぞ。」
母 「どこどこ・・・。あーあれ?カラスよ。 黒いもの。」
父 「あ!今、カラス潜ったゾ!」
母 「あらっホント!潜ってる!カラスって潜るのねぇ〜。」
子 「からちゅ、もぐるぅ〜。」
また、あれは、乗鞍岳へ登ったときのこと。
私は、山頂付近のガレ場で腰を下ろし、
近くの岩場をちょこちょこ歩いている「イワヒバリ」を見ていた。
すると、そこへオバチャン御一行が登ってきた。
オバ1 「鳥がおる、鳥が。」
オバ2 「こんな山のてっぺんにも鳥がおるんやの〜。」
オバ3 「あ、これアレじゃない?・・・・・雷鳥!」
オバ4 「雷鳥住んでるって書いておったよ。」
オバチャン達がはしゃぐので、後から登ってくる人たちも、
(何がいるの?何がいるの?)と寄ってきて、
辺りには、たちまち「雷鳥」を取り囲む人だかりができた。
ヤジ1 「雷鳥って、こんなにちっちゃいんかあ〜」
ヤジ2 「めずらしいんでしょ?見れてラッキーねぇ。」
(・・・・ち、ちがうのにぃ〜!!)
私は心の中で叫んでいたが、
とてもホントのことを言い出せる状況ではなかったので
そのまま、黙っていた・・・。
だから、今、言います!
あのときの親子連れとオバチャン達!!
君らの見た鳥は、
「カラス」ではなく、「カワガラス」なのじゃあ!
「雷鳥」ではなく、「イワヒバリ」なのじゃあぁ!!
・・・・どっちもココに載ってるから、
ちゃんと覚えてあげてね(はーと)
(SHIMIZU)
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