Vol.5 

(コウノトリ目サギ科11種、コウノトリ科2種、トキ科4種)


写真リスト
ゴイサギ リュウキュウヨシゴイ ズグロミゾゴイ オオヨシゴイ

「鬼平犯科帳」

あるTV番組で鬼平犯科帳をやっていた。
うちの夫は時代劇が好きで、その中でも、とりわけ鬼平犯科帳が気に入っていた。
その理由は、

「とにかく、ディテールが凝っている。よく考えて作ってある。」からだという・ ・・。

夫が私に言った。
「毎週、この時間は、私語を禁止にします!」
「・・・・・。」

”鬼平〜”をやってる間、我が家には”私語禁止令”がひかれることになった。


その日も、いつものように、無言で”鬼平〜”を見ていた。
場面は、宵の口、鬼平たちが何やら話しながら歩いているところだった。

・・・・何かが遠くで、”グェッ”と鳴いた。

「今の、聞いた?

夫は、急に目をキラキラと輝かせて、私の方を見た。

「・・・はぁ?」
突然話しかけられて、戸惑っていると、

「今の、ゴイサギだよ、ゴイサギ
こーゆー何気ない場面でも、ゴイサギを鳴かせるなんて、 くぅ〜、さすが鬼平!!
ディテールが凝ってるぜ!」

ゴイサギは、暗い空を飛びながら、”グェッ”と一声鳴くのが、特徴だ。
短く、ひとことだけ鳴くので、気をつけていないと聞き漏らすだろう。
そんな鳴き声を、わざわざ入れているのだから、
(やはり、鬼平、よく作ってある・・・。)
私は、素直に認めることにした。

(さ・て・と・ォ〜)
私は、私語を禁止を発しておきながら、自ら破っている身勝手な夫の横顔を、ちらりと見やった。

掟やぶりの罰は、何にしよっかな〜・・・。)

(SIMIZU)


●ゴイサギ (Nycticorax nycticorax

これが、そのゴイサギです。
こういうさわやかなゴイサギは、あまり見たことがありません。(CHINO)

【撮影者】 M.FUKAGAWA 【データ】 茨城県霞ヶ浦 Nikon F3 Nikkor ED800mm F5.6 【コメント】普通は暗いとこにいて、こんな開けた明るい地面に降りることはありません。


●リュウキュウヨシゴイ(Ixobrychus cinnamomeus

奄美大島より南に棲む。
数年前埼玉でも記録されたが、北に迷って来るのは中国など沖縄以外の個体なんでしょうか?(CHINO)

【撮影者】 A.FUJITA 【データ】 1998年9月7日 沖縄県国頭村半地       Nikon FA AiNikkor ED600mm F5.6


●ズグロミゾゴイ (Gorsachius melanolophus

【撮影者】 M.MARUYAMA 【データ】 1994年4月2日 沖縄県石垣島 RDPU       Nikon F601 SIGMA400mmF5.6apo 開放    【コメント】ヤツは、全く僕を気にせずマイペースでした。


●オオヨシゴイ (Ixobrychus eurhythmus

ヨシゴイと同じようなところに棲んでいますが、こちらの方が数は少ないようです。
よく、こんな写真撮れましたね。(CHINO)

【撮影者】 M.FUKAGAWA 【データ】 1993年6月13日 茨城県霞ヶ浦浮島     Nikon F3 Nikkor ED800mm F5.6 【コメント】有名な浮島湿原でも見ることはなくなってしまったようです。       餌を水田で採るので稲が伸びる前が撮影のチャンスでした。


最後に、コウノトリの仲間を紹介します。(SIMIZU)