| Vol.23 | シギやチドリの仲間(3) 4ページ〜ラスト! | ||||||
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「シギの名前2」
今回もシギの名前をおさらいしてみましょう。イージー(安直)な名前は足の色で名付けられた3系列です。
●キアシシギ→メリケンキアシシギ(アメリカ大陸系)→
コキアシシギ(小さい)→オオキアシシギ(大きい)
今回も、やはり基本種は数が多くて見やすいですね。 その他には、くちばしの特徴で名前が付けられているものがあります。
●オオハシシギ→シベリアオオハシシギ(アジア大陸系) その他のシギ(キリアイ、エリマキシギ、クサ、タカブ、コモン、イソ、ツル)は、適当に覚えるしかありません。(CHINO) |
| ●キリアイ (Limicola falcinellus)
見た感じでは、小さめでトウネンの仲間見たいですけど、
オバシギ属ではないんですね。
白い側頭線と眉班が目だって、眉が2本あるように見えます。
結構見る機会の少ないシギ。(CHINO)
体長は17cm。旅鳥。
写真/幼羽 【コメント】 海岸の浜辺で2羽のキリアイを見つけた。 人に対しての警戒心はなく、すぐ近くまで寄ってきてくれた。 ただし上空に対する警戒心は強烈で、黒い影が横切ると写真のように砂地のへこみに伏せるように隠れていた。 |
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●エリマキシギ (Philomachus pugnax)
オスの夏羽では、個体差が大きくいろいろなパターンの夏羽がいるそうですが、
ほんとうにえりまきを巻いたような個体がいます。
しかし、なかなかそのような個体は見れません。
オスの冬羽やメスでは、背中の羽を立てていることが多いです。(CHINO)
体長はオス:32cm、メス25cm。旅鳥。
写真/冬羽 【コメント】 このシギは、♂が沢山あつまって集団でディスプレイするそうです。 各自舞台を確保し、エリマキを誇示してダンスをし交尾するのですが、 白エリマキを持つものは、舞台を確保しないでフリ−な立場で交尾をねらうらしいです。 一度見てみたいですね。 |
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●オオハシシギ (Limnodromus scolopaceus)
昔は結構見にくい種類で、稀な冬鳥として観察されていました。
その後、「どこそこで越冬している」という越冬情報が普及して見やすくなりました。
始めは、モノクロの冬羽ですが、春が近づくにつれて赤っぽい夏羽に変化するのが楽しみです。(CHINO)
体長は29cm。旅鳥、冬鳥。
写真/夏羽移行中
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●シベリアオオハシシギ (Limnodromus semipalmatus)
分類上オオハシシギと近縁ですが、
実際は姿勢が違っていて見分けやすい。
シベリアオオハシは、首を伸ばしています。
そう言えば、私の撮った写真も同じポーズをとっていましたっけ。(CHINO)
体長33cm。旅鳥。
写真 【コメント】 なかなか出会えなかったこの鳥も、よく行く谷津干潟で出会うことができ た。フィールドというのはやっぱり大切にすると良いことがある。 |
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●コモンシギ (Tryngites subruficollis)
シギチの中では最も珍しいと言っても良い種類です。
「それじゃぁ、写真無いシギは珍しくないんか?」って言われそうですが。
それはたまたま撮れなかっただけです。やっぱりこれが一番珍しい!(CHINO)
体長20cm。迷鳥。
写真/幼羽 |
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《最終ページ編集後記》 やっとシギチ第3弾が終わりました!シギチはやっぱり色々いて面白いですね。
干潟や田んぼなどでシギチがたくさん集まっているところを見つけたら、1日過ごせてしまうという。
写真を撮っても良し、仲間内で端から順に識別していって変わったのが見つかったら、ああでもない、こうでもないと一気に盛り上がります。 さて、次回は普通に見られるホオジロの仲間の予定です。 お楽しみに! (CHINO)
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