Vol.22 アジサシの仲間〜その3〜
(チドリ目カモメ科19種)
夏のイメージを伴うアジサシ類は、やはり南の島に多く見られる。日本でも多くのアジサシ類が繁殖しているが、多くは南の島だ。ここでは南の島々で観察されるアジサシの仲間を紹介する。 (KUBOTA) |
写真リスト
奄美大島は南国の島。 周りの人たちに言うと、 しかし、行った事のある人なら必ずこう言うのだ。 あぁ、そうだった。恐怖の毒蛇@ハブがいるのだ。 未知の敵に対する恐怖は募る。 ¥8,000円を投じて、カッコイイ長靴を購入した。 セレベスコノハズクや、アマミヤマシギを探す夜の外出は最大級の危険タイム。 その装備は、もちろん、浜でのアジサシ探しでも怠ることは無かった。 地元の子供は、日焼け防止か?Tシャツを着て海水浴をしている。 良く見ると岩礁は珊瑚礁だった。 結局、ハブは一度も見ることが無かった。 当の長靴は最近、釣りで活躍している。 (CHINO) |
●オオアジサシ (Thalasseus
bergii) 日本では南西諸島や小笠原で夏に観察されるが多くない。本土でも稀に海沿いで記録されている。飛んでいる感じは、ゆったりとした羽ばたきで優雅だが、その速度はかなり速い。 |
●ベニアジサシ (Sterna
dougallii) よく夏の観光写真に登場するのが、この鳥だ。海岸を群れで飛び交う姿は、夏っぽくっていい。 |
●エリグロアジサシ (Sterna
sumatrana) 涼しげな顔をしたカッコイイアジサシである。南の島でアジサシに囲まれながら、海を見てボーッとしていたいなぁ。 |
●クロアジサシ (Anous stolibus)
その名の通り真っ黒なアジサシだ。頭のてっぺんがちょっと白いだけで、あとは完全に真っ黒だ。ここまでモノトーンで統一していると、見ていても気持ちがいい。
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次は、アジサシの仲間その4です。
ちょっと珍しいアジサシ類を紹介します。(KUBOTA)