Vol.32 ウグイスやセンニュウの仲間
(スズメ目チメドリ科1種/ダルマエナガ科1種/ウグイス科14種)

写真リスト シマセンニュウ ウチヤマセンニュウ マキノセンニュウ


【梅雨の湿原にて...】

数年前まで、茨城県浮島でオオヨシゴイが見やすかったことは、
サギの仲間のページで述べた通りだ。

その時は、3羽飛べば1羽くらいはオオヨシゴイであった。
話は戻る。

浮島でオオヨシゴイが見やすいという情報をキャッチした我々は、
速攻で浮島に行くことにした。
小雨の降る梅雨時の早朝。
広く葦原を見渡せる場所に車を停め、双眼鏡を手に降り立つメンバー一同。
本州での夏鳥の繁殖時期は、大体梅雨時と考えて良い。

不意に、ぱらぱらと葦原から飛び出すヨシゴイを1羽づつチェックしていく。
琵琶湖に次ぐ、国内第二位(167.7km2)の霞ヶ浦へ向かって広がる広大な葦原だ。
どこから飛び出すか分からない。

 『やった!あれだ!!』誰かが見つけた。
オオヨシゴイの翼は明暗のコントラストがないのですぐに分かる。
(翼の基部が薄いカーキ色で、先端が黒っぽい)

オオヨシゴイを確認!ライフリスト”1種増え”だ!!
なるほど、なるほど。
ただのヨシとオオヨシ、両方見ればその違いが良く分かる。
何羽か見てくると、次第にもっと近くで見たくなるのは、
バーッドウォッチャーでなくても、人間なら当然である。

 『もっと近くに飛ばないかなァ...』

そこへ、別のグループがやって来た。
車から一番先に出てきたウォッチャーがおもむろに言った。

 『オオヨシだ!』

 『えっ?』
(このグループもオオヨシゴイを見に来たのか。)
すぐ近くにいるらしい!
(どこ?どこ?)
とっさに、我々もその方向に双眼鏡を向ける!
すぐに見つかった。近い!

 『いたいた!けど...これ?なの?』

まさにオオヨシであった。

 『どこ?どこ?近いの〜?』

 『ギョギョシ...ギョギョシ...ギチギチギチ....』

繁殖期真っ只中。
盛んにさえずるオオヨシキリであった!(笑)
(まぎらわしい略し方すな〜!!!!)

 『コヨシキリは”コヨシ”っつうんかぁ〜い!』

(CHINO)


シマセンニュウ
〜ウグイス科〜

●シマセンニュウ (Locustella ochotensis

センニュウの仲間では一番見易いと思います。
夏の北海道で普通。
渡りの時期には本州でも見れます。(KOZONO)

【撮影者】 S.KOZONO 【データ】 1992年 6月26日 北海道厚岸郡浜中町霧多布  Canon AE1+P Canon FD500mm F4.5L RVP
ウチヤマセンニュウ
〜ウグイス科〜

●ウチヤマセンニュウ
Locustella pleskei

かつては、シマセンニュウの 亜種(ウチヤマシマセンニュウ) とされていましたが、別種である ことがはっきりしたみたいです。 シマセンニュウよりも クチバシが長いのが分かります。(CHINO)

【撮影者】  Y.CHINO 【データ】 1999年 6月12日  東京都三宅島伊豆岬    Nikon F801 Nikkor ED500mm F4P 開放 RVP
マキノセンニュウ
〜ウグイス科〜

●マキノセンニュウ (Locustella lanceolata

チリリリリリリリリリ〜と虫のような声で鳴きます。
ちっちゃいし、草むらの中にいることが多いので、姿はなかなか見れません。(SIMIZU)

【撮影者】 K.SHIMIZU 【データ】 1999年7月5日 北海道常呂町  Canon AutoboyS 115mm 【コメント】こやつの写真がない!!と言うので、コンパクトカメラで撮ってきた気合の2枚。 左右はおんなじ個体を撮ったものですが、 右の写真のほうがマキノセンの特徴の、背中のしましまがでています。


次は、日本で最小の鳥、キクイタダキが登場します!(SIMIZU)