数年前まで、茨城県浮島でオオヨシゴイが見やすかったことは、 サギの仲間のページで述べた通りだ。 その時は、3羽飛べば1羽くらいはオオヨシゴイであった。 話は戻る。 浮島でオオヨシゴイが見やすいという情報をキャッチした我々は、 速攻で浮島に行くことにした。 小雨の降る梅雨時の早朝。 広く葦原を見渡せる場所に車を停め、双眼鏡を手に降り立つメンバー一同。 本州での夏鳥の繁殖時期は、大体梅雨時と考えて良い。 不意に、ぱらぱらと葦原から飛び出すヨシゴイを1羽づつチェックしていく。 琵琶湖に次ぐ、国内第二位(167.7km2)の霞ヶ浦へ向かって広がる広大な葦原だ。 どこから飛び出すか分からない。 『やった!あれだ!!』誰かが見つけた。 オオヨシゴイの翼は明暗のコントラストがないのですぐに分かる。 (翼の基部が薄いカーキ色で、先端が黒っぽい) オオヨシゴイを確認!ライフリスト”1種増え”だ!! なるほど、なるほど。 ただのヨシとオオヨシ、両方見ればその違いが良く分かる。 何羽か見てくると、次第にもっと近くで見たくなるのは、 バーッドウォッチャーでなくても、人間なら当然である。 『もっと近くに飛ばないかなァ...』 そこへ、別のグループがやって来た。 車から一番先に出てきたウォッチャーがおもむろに言った。 『オオヨシだ!』 『えっ?』 (このグループもオオヨシゴイを見に来たのか。) すぐ近くにいるらしい! (どこ?どこ?) とっさに、我々もその方向に双眼鏡を向ける! すぐに見つかった。近い! 『いたいた!けど...これ?なの?』 まさにオオヨシであった。 『どこ?どこ?近いの〜?』 『ギョギョシ...ギョギョシ...ギチギチギチ....』 繁殖期真っ只中。 盛んにさえずるオオヨシキリであった!(笑) (まぎらわしい略し方すな〜!!!!) 『コヨシキリは”コヨシ”っつうんかぁ〜い!』 (CHINO)
●シマセンニュウ (Locustella ochotensis)
センニュウの仲間では一番見易いと思います。 夏の北海道で普通。 渡りの時期には本州でも見れます。(KOZONO) 【撮影者】 S.KOZONO 【データ】 1992年 6月26日 北海道厚岸郡浜中町霧多布 Canon AE1+P Canon FD500mm F4.5L RVP
●ウチヤマセンニュウ (Locustella pleskei)
かつては、シマセンニュウの 亜種(ウチヤマシマセンニュウ) とされていましたが、別種である ことがはっきりしたみたいです。 シマセンニュウよりも クチバシが長いのが分かります。(CHINO) 【撮影者】 Y.CHINO 【データ】 1999年 6月12日 東京都三宅島伊豆岬 Nikon F801 Nikkor ED500mm F4P 開放 RVP
●マキノセンニュウ (Locustella lanceolata)
チリリリリリリリリリ〜と虫のような声で鳴きます。 ちっちゃいし、草むらの中にいることが多いので、姿はなかなか見れません。(SIMIZU) 【撮影者】 K.SHIMIZU 【データ】 1999年7月5日 北海道常呂町 Canon AutoboyS 115mm 【コメント】こやつの写真がない!!と言うので、コンパクトカメラで撮ってきた気合の2枚。 左右はおんなじ個体を撮ったものですが、 右の写真のほうがマキノセンの特徴の、背中のしましまがでています。