Vol.3 フクロウの仲間
(フクロウ目メンフクロウ科1種、フクロウ科11種)

写真リスト
コミミズク コノハズク リュウキュウコノハズク


「鳥仙人の話」

私の夫がまだただの鳥仲間の頃、私はひそかにそう呼んでいた。

彼がコミミズクを出すことが出来るというのを聞いたからだ。
当たり前だが、懐からではない。(それも楽しいけど)
冬の川辺の土手である。

ポイントさえ知っていればそう難しいことじゃないけど、
ああ毎回出るのは見事なもんだ

と、その鳥仲間は言った。

じゃあ、仙人みたいなもんですね。鳥仙人が呼べばコミミズクが出る訳だ!

いつもの馬鹿話がきっかけで、心の中で呼ぶようになったのだ。

さて、
夫が恋人になった頃、私はその話を思い出してコミミズクをねだった。
バードウォッチングしながら、やっとその土手に着いたのだが...

日曜日の土手はパラグライダ天国になっていた。
鳥仙人もパラグライダの轟音には、かなわなかったらしい...
私の野望は砕けた...(T_T)

鳥の仲間内でイチバンの怠け者バードウォッチャーである私
いまだにコミミズクをじっくり見たことがない。

(MURASE)


●コミミズク (Asio flammeus

【撮影者】 F.SASAKI 【データ】 1996年 2月12日 千葉県松戸市 江戸川河川敷 【コメント】手でなでられるコミミズクがいる、と聞いたので見に行ったが、 まさか90mmマクロで撮れるとは思わなかった。 奴は人の接近は気にしていなかったが、他のコミミズクの 接近には敏感だった。


●コノハズク (Otus scops

【撮影者】 N.MATSUDO 【データ】 1998年 5月23日 石川県輪島市       PENTAX Z-1P smcPENTAX F*4/600 【鳴き声】 「ブッ・キョッ・コ〜」 【コメント】昔、ブッポウソウの声と思われていた声の主です。       ある日コノハズクを飼っていた人が「ブッ・ポ〜・ソ〜」と       鳴き始めたの見つけて発覚したらしい。       この鳥は、ほんとに木の幹と同じ模様をしています。   と言うより、同じような模様のところにとまっているんでしょうか?   見つけた時はガッツポーズしたくなりますね。    (CHINO)


●リュウキュウコノハズク (Otus elegans

【撮影者】 H.TANAKA 【データ】 1996年 3月20日 沖縄県西表島       Canon EOS100 SIGMA 400mm F5.6 【鳴き声】 「コホッ コホッ」 【コメント】夏の夜、ひな鳥は餌を捕りに行っている親鳥を呼びながら待っています。       その声を頼りに、懐中電灯で探すと見つけ易いです。       あまりしつこく照らさないようにしましょう。(CHINO)


次は、アオバズク・トラフズクの登場です。

(MURASE)