ミナミトラツグミ・アカヒゲ 掲載日:2025年9月20日   

 『日本鳥類目録 改訂第8版』による見直しにより、 新たに独立種として扱われるようになった種です。

■カナダガン、リュウキュウサンショウクイ、オリイヤマガラ、チョウセンウグイス、 ミナミトラツグミ、 ■ハチジョウツグミ、ホントウアカヒゲ、リュウキュウキビタキ、オガサワラカワラヒワ、シベリアアオジ

 これらのうち、ミナミトラツグミとアカヒゲを紹介します。(CHINO)

ミナミトラツグミ [575種] アカヒゲ [576種]

ミナミトラツグミ
【撮影者】A. FUJITA
【データ】
 2023年3月21日 鹿児島県奄美大島
 Nikon D810 Sigma 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM
【コメント】
 奄美大島と加計呂麻島にのみ生息。以前は、「トラツグミ」の亜種のオオトラツグミであったが、 『鳥類目録 第8版』で別の「ミナミトラツグミ」の亜種となった。亜種が種に独立したのではなく、隣の種に引っ越したような形で1種増えた。
 「トラツグミ」とは、尾羽の枚数やさえずりが違うとのこと。 亜種オオトラツグミなのは変わらないのですね。
 575種目です。(CHINO)
アカヒゲ
【撮影者】A. FUJITA
【データ】
 2023年3月22日 鹿児島県奄美大島
 Nikon D810 Sigma 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM
【コメント】
 奄美大島から先島諸島にかけて分布する「アカヒゲ」から、沖縄本島北部に生息する亜種「ホントウアカヒゲ」が種に独立しました。 そうしたところ、「野鳥の杜」で掲載していたのは、沖縄本島の「ホントウアカヒゲ」でしたので、奄美大島で撮影された「アカヒゲ」を掲載します。
 576種目です。(CHINO)
アカヒゲ
【撮影者】A. FUJITA
【データ】
 2023年3月22日 鹿児島県奄美大島
 Nikon D810 Sigma 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM
【コメント】
 「アカヒゲ」は額と脇腹に黒い模様が入りますが、「ホントウアカヒゲ」にはないそうです。 額の方は個体差があり、そこだけでは識別できなさそうですね。(CHINO)

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