Vol.11 

(カエデチョウ科1種/ハタオリドリ科3種/ムクドリ科7種)
(コウライウグイス科1種/オウチュウ科2種/モリツバメ科1種)


写真リスト
コムクドリ カラムクドリ シベリアムクドリ


「コムクドリに励まされる」

理由は忘れたが、その日はなんだかブルーだった。
私は授業が終わると、日の沈みかけた公園のなかを一人で歩いていた。

上空を、何か数羽の群れが横切り、木の枝にとまった。
(何だろう?)と見上げると、コムクドリの群れである。

さほどめずらしいという訳ではないのに、何故か私の前にはあまり姿を現わさないコムクドリ

のっぺり顔にポツリとついている黒目のせいだろうか、
コムクドリは何も悩みなんかなさそうな、無邪気な顔をしている。

(ずいぶん御無沙汰ですね。相変わらずマンガ顔ですね・・・。)

私は久しぶりに姿を現わしたコムクドリの顔を見ているうちに、ちょっと元気が沸いてきた。
そして、つまらないことでブルーになっている自分がばかばかしくなってきた。
気が付くと、お日様はつるべ落しで、辺りはもうだいぶ暗くなっている。

(さて、そろそろ帰ろかな。おなかも減ったし・・・。)

背を向けて歩き出すと、コムクドリが「きゅるる」と鳴いた。
それに応えるように、私のおなかも「きゅるる」と鳴った。
(SIMIZU)



では、コムクドリと、コムクドリに習性の似ている2種を紹介します。
(SIMIZU)


●コムクドリ (Sturnus philippensis

マンガ顔のコムクドリ君。しみたれた模様も愛嬌のうち?
(でもこの模様、ちゃんと左右対称なんですって・・・!?)
ムクドリと違って、地面にはあまり降りず、木の上にとまっていることが多いみたい。
(だから、見逃してしまうのかしら?)

【撮影者】 Y.CHINO 【データ】 1990年5月5日 新潟県岩船郡粟島浦村 Canon T70 Canon FD300mm F4 ×2倍テレコンバーター 開放 SRV100 【コメント】ムクドリの次に見やすいのがコムクドリ。 本州中部以北でも繁殖するので渡りの時期以外でも見ることが出来ます。 足が黒くなかったら、もっと珍しいムクドリなので注意しましょう!


●カラムクドリ (Sturnus sinensis

まれな旅鳥で、琉球南部で観察されます。
私は動物園で見たことがありますが、白目がちょっとコワかったです。

【撮影者】 M.FUKAGAWA 【データ】 1998年12月31日 鹿児島県万の瀬川河口 NikonF5 AFS500mmF4 x2テレコン RDPII

●シベリアムクドリ (Sturnus sturninus

こちらもまれな旅鳥。
お隣の朝鮮半島では繁殖しているそうです。

【撮影者】 N.MATSUDO


最後のページは、コウライウグイス科などです。(SIMIZU)