Vol.12  シギやチドリの仲間(1) 4ページ
写真リスト タマシギ ミヤコドリ セイタカシギ ツバメチドリ


続いて、チドリ科以外のシギを紹介します。 (CHINO)


「タマシギのメス」

あるTV番組で、 タマシギの特集をやっていた。
そこでは、 タマシギの「カップル誕生から子育てまで」を紹介していた。

タマシギが変わっているのは、「メスの方がきれい」という点である。
鳥は「オスの方がきれい」なのが一般的だからである。

(メスの方がきれいと言うのは人間と同じじゃないの!)

そう思った私は、 タマシギの生き方に、
「人間の本来の姿」が隠されているのではないかと、番組に釘付けになった。


しかし、番組では、衝撃的な事実が・・・。

一、 タマシギは、 きれいなメスの方が、オスにアタックし、
めでたくカップルになり、
卵を産んだメスは、あっさりとオスに見切りをつけ 、

一、他のオスに色目を使い、

一、残されたオスは一人でヒナの面倒を見る。

というのである。

〜タマシギ科〜

●タマシギ (Rostratula benghalensis

 タマシギ科は世界で2種類しかおらず、そのうちの1種がアジアに広く分布する。 数はあまり多くないらしく、見るのは比較的難しい。見つけてしまえば他に似ている種類が無いのですぐ分かる。
 写真は左がメスで右側がオス。肩に切れ込んだ白い模様が目立つ。 体長23.5cm。

【撮影者】 Y.KUBOTA
【データ】1995年 8月20日 茨城県稲敷郡桜川村浮島
 PENTAX Z-1P smcPENTAX FA*600mm/F4ED
【コメント】 意外に目立たない鳥で、そんなには見ません。 水田を良く探せばけっこういるとは思うんですが。

  しかも、色目を使う相手は、まだ子育て真っ只中のオスだったりするわけで、
もう、「手当たり次第」って感じである。

(こ、これが人間だったら大変な「悪女」じゃ〜。)
私は、大きなため息を一つ吐いた。

一方、そこで新たなひらめきが・・・。

(オス(男)がヒナ(子ども)の面倒を見るってぇのは使えるぞ!)

私は、「家事・育児は女の仕事」と考えている(と思われる)、石頭のだんなに、
この話を、教訓として聞かせようと、心の中でほくそえんだ。(SIMIZU)

(注)彼にそんな手は通用しないと思うんですけど..d(-o^)(CHINO)


〜ミヤコドリ科〜

●ミヤコドリ (Haematopus ostralegus

 少数が越冬しに日本へやって来るが、群れでいることも多い。 英名は”オイスター・キャッチャー”カキを採って食べるらしい。
 黒い上半身に、赤いくちばしがキレイな鳥。体長45cm。

【撮影者】 M.FUKAGAWA
【データ】 1991年12月23日 福岡県和白干潟
 Nikon F3 Nikkor ED800mm F5.6 RVP
【コメント】 昔は珍しくて、和白にたくさんいるのが羨ましかったです。 最近は関東でも良く見られるところがあります。


〜セイタカシギ科〜

●セイタカシギ (Himantopus himantpus

 かつては、迷鳥としてしか観察されなかったらしいが、 近年では愛知県や千葉県などで繁殖し、すっかり顔なじみになった。 体長32cm。

【撮影者】 Y.CHINO
【データ】 千葉県習志野市谷津干潟
 Nikon F801S Nikkor ED500mm F4P RVP
【コメント】 谷津干潟のセイタカシギは、近くでゆっくり写真を撮らせてくれるので好きです。


〜ツバメチドリ科〜

●ツバメチドリ (Glareola maldivarum

 ツバメとチドリをくっ付けてしまうという、とんでもない名前のチドリだが、 見れば納得。
 しかし、近くでそのカッコイイ顔を見てしまうとそんなことはどうでも良くなってしまう。 誰かが言っていた。「デビルマン顔」。略してツバチとも言う。体長26.5cm。

【撮影者】 Y.CHINO
【データ】 1988年 5月 4日 東京都三宅島
 Canon T70 Canon FD300mm F4 開放 エクタクローム200


《4ページ目編集後記》 ここまで来ればもう少し!写真のデジタル化の話をちょっと。
 写真のスキャン数が多いとかなりの作業になりますが、ネガとポジ、フィルムとプリントで仕上がりが違います。 良いポジフィルムでダイレクトにスキャンした時が一番キレイにデジタル化できますね。
 昔、フィルム代をケチって逆輸入ネガフィルムを使ったことがあるんですが、その画質たるや悲惨なものです。 そのうち、その写真が出てきますが、良いフィルムで撮っておかないと後悔しますね。 (CHINO)